君★芸術院-2

更新日:2019年05月15日
左から明・藍瑛《高士听泉圖》、徐渭《墨梅芭蕉圖》、清・趙之謙《花弁四屏》、斉白石《残荷圖》、篆刻は趙之謙《二金蝶堂》、呉昌碩《曽経貴池南山村劉氏聚学軒所蔵》、黄牧甫《銅臭室吉金》

 君★芸術院の代表的な収蔵品をご紹介したいのですが、紙面の都合上、画像と簡単な紹介のみでお許しください。左から明代・藍瑛(1585〜1664)《高士听泉圖》は国家二級文物。明代・徐渭《墨梅芭蕉圖》墨彩画は左上に自作詩一首、印章「佛寿」の押印があります。趙之謙《花弁四屏》は牡丹、藤、荷、梅を題材としたもの。斉白石《残荷圖》は生涯三万余幅を描いたといわれるうち69の名品。とくに著名篆刻家である趙之謙、呉昌碩、黄牧甫の印章に関してはそれぞれ趙之謙168方、呉昌碩152方、黄士陵104方という国内収蔵件数最多を誇り、出版という形で国内外に発表し、高い評価を得ています。
 銭君★氏は文化交流を目的に、日本、アメリカ、シンガポール、香港、マカオ、台湾など海外での展覧会実績や多くの書画篆刻作品を残しました。記憶に新しいところでは、一九八九年に開催された「梅舒適・銭君陶二人書画篆刻展、また1992年に群馬県で開催された「銭君★・邵洛羊書画展」で、中国と日本双方の芸術家交流に多大なる貢献をしました。
 筆者は2002年12月、多くの日本人書道家を君★芸術院へ招聘した功績を称えていただき、同院顧問に就任していただきました。毎回、接待室において希望する収蔵品を拝見させていただく機会をいただいています。多くの皆様にもそのような機会をお持ちいただけましたらと思います。

★…「陶」のおおざとをトル

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